胸の痛み.com - ホーム早めの治療が必要な病気 自然気胸
自然気胸
自然気胸とは、肺の一部が破れることによって空気がもれ、肺が虚脱した状態のことを言います。突然胸が痛みだしたり呼吸困難がおこります。また、症状の一つとして乾いた咳がよくでます。
自然気胸は肺胸膜の真下にあるブレブと呼ばれる異常気腔が破裂することによって起こります。ブレブの破裂は、運動や咳などで肺胞の内圧が上昇した場合、またはダイビングや飛行機に乗る際などの大気圧が低下した場合にも起こりますが、その多くは安静時に起こっています。
この病気になりやすい方は比較的若く、背の高い痩せた体型の人に多く、女性よりも男性がなりやすい病気になります。また、この病気になった方の3分の2は喫煙者になりますので、タバコを吸う方は気を付けるようにしましょう。
自然気胸に見られる胸の痛みなどは、安静にしていれば自然に治ることもあります。しかし、症状が激しいものや緊張性気胸と呼ばれる心臓や肺を圧迫するレベルの気胸は不整脈やチアノーゼ、血圧低下などを引き起こし、命が危険にさらされる可能性もあります。
治療法としては、まず安静治療が行われます。しかし安静にしていても病気の改善が見られない場合には、持続脱気と呼ばれる、肺腔内にチューブを注入して人工的に肺から漏れた空気を体外に出すという方法が取られます。
基本的に続発性気胸とは違ってしっかりとした治療を受ければよくなりますので、まずは安心しても良いでしょう。しかし呼吸困難などが激しい場合には危険な場合もありますので、早めの受診をお勧めします。
